ゆるく自給自足④ -太陽光パネル01-
電気代の値上がりが続く
去年から電気代の値上げが止まらず、2021年から2022年の1年間の間、1万円の電気代を払っている家庭では約2400円も値上がりしていると言われています。https://nj-enex.co.jp/column/277/
ウクライナ情勢の影響はもちろん、2011年の原発事故をきっかけに日本は原子力発電所の稼働から太陽光・風力・水力・地熱などの再生可能エネルギーにシフトしました(稼働している原発はまだあります)。
老朽化した液化天然ガス発電所やもともと燃料費の高い石油火力発電所があり採算が取れず休廃止が続いているため、日本の発電所の稼働率が低下・電気代が値上がりしているとのこと。
事実、我が家でも今年の1~3月は電気代のかかるオイルヒーターをずっとつけていた事もあり月1~2万円の請求額・・・。電気の値上げを実感しています。私が一人暮らしでゲームのように節約していた頃は月1500円~4000円。2人暮らしで電気代月2万は高すぎ(笑)って笑っていられないので電気の使い過ぎにも注意する事にしました…!
いざという時の備えとして
ゆるく自給自足①でも書いたように、近年では首都直下地震・南海トラフ地震・富士山噴火・太陽フレアによる電磁波障害(電気系統がすべて使えなくなる)などが起こるといわれています。
大災害時は電気・ガス・水が数週間全面ストップし、道路や電車がめちゃくちゃになり混乱している状態なので物流が止まり、食糧など必要な物資が届くまで備蓄している食料で耐える事になります。
いざという時に明かりやスマホの充電ができないと慌てる事になります。
太陽フレアがくると電気系統はすべて使えなくなるので太陽光パネルの備えは意味がなくなりますが、今回の記事はあくまでもその他の災害時の備えとしてになります。
出来る事を考えてみた
電気代高騰や災害時に電気が使えなくなる前に、私なりに考えた結果「普段からできるだけ太陽光パネルで蓄電・活用する」をできる範囲でのゆるい自給自足してみる事に。
ただ、我が家は賃貸マンションで北向きの小さなベランダにはエアコンの室外機が2台あり、あと人ひとり入れるか?くらいのスペースしかありません。
ちなみに洗濯物は夫婦二人とも花粉症なので外に干すことは無く、いつも乾燥機か室内干し。ベランダでなにかをするという事は引っ越し当時はなにも考えていませんでした。
もちろん一軒家に備わっているような大きい太陽光パネルは付けられません。
今だったら日当たりが良くて広いベランダの物件を最重視するかも
ちなみに東京都にある一軒家は軒並み太陽光パネル設置の義務化がされるそうですが、屋根に取り付けるようなサイズの大きい太陽光パネルはメンテナンスを怠ると火災が発生したり、カドミウム(イタイイタイ病の原因)などの有毒物質が入っているので万が一火災が発生すると有毒ガスが出るなどと災害時には不安な面もあります。
少し前に大きな雹が関東圏に降り太陽光パネルが破損したというニュースもありました。
災害時にも役立つ太陽光パネルとポータブル電源
住宅事情もあり、我が家では折り畳みのできるコンパクトな太陽光パネル2つを購入する事に。なにかあれば家の中などに持ち運びする事ができるので安心です♪
①BigBlue 28wソーラーチャージャー
②BLUETTI・500Wのポータブル電源と120Wのソーラーパネルのセット
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ソーラーチャージャーは照明やモバイルバッテリーの充電などの普段使い、ポータブル電源は災害時を想定しての備えで倉庫にしまっています(本当はもっと活用したい)。
ポータブル電源は「リン酸鉄リチウムイオン電池」がおすすめ。
リン酸鉄ではない「リチウムイオン電池」やほか素材の電池と比べると、電池の寿命が長く安全性が高いと言われています。
他に狙い目は、次世代といわれているポータブル電源の「パススルー機能」や「MPPT方式」などの機能もあるので買い替える事があるようなら買いたいところ。
次々に色々なメーカーから新しい機種が発売されるので、買い時を狙っているといざという時の備えができなくなる。ほしいと思った時が買いのタイミングなのかも。
長くなりそうなので、ソーラーチャージャーで実践している我が家の活用法は次回に♪