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ミニマリスト的 食材の考え方②

 

ミニマリスト的 食材の考え方①の続きです。

yururi11.hatenablog.com

有機栽培の落とし穴

 

今回は、有機栽培・オーガニックではダメなのかという疑問についてです。

まず、有機栽培でも農薬が使われます

有機JAS規格では、「農産物に重大な損害が生ずる危険が急迫している場合であって、耕種的防除、物理的防除、生物的防除またはこれらを適切に組み合わせた方法のみによっては、ほ場における有害動植物を効果的に防除することができない場合」、有機農産物の生産をする中でも使うことのできる農薬を定めています。それらの農薬としては、除虫菊乳剤およびピレトリン乳剤(除虫菊から抽出したもので、ピペロニルブトキシド(注2)を含まないもの)、マシン油乳剤、硫黄粉剤、硫酸銅生石灰ボルドー剤調製用)などや、天敵や微生物などを用いた生物農薬、性フェロモン剤などがあります(有機JAS規格の別表2)。

https://www.jcpa.or.jp/qa/a2_13.html より引用

 

そして、安心できない有機肥料

有機野菜で使われる肥料は油粕・米ぬか、家畜の排泄物、魚やカキ殻を粉末にしたものなどを原料にしたものがあります。

 

油粕は菜種・大豆・ごまなどから油を採った残りかすになり、製油工場の副産物。遺伝子組み換え・農薬まみれの素材の残りかすの場合があります。

米ぬかの米も農薬が使用されていたのか、どういった環境で育ったものかわかりません。家畜の排泄物も、農薬・抗生物質ホルモン剤の多い餌を食べている場合があり、もちろん排泄物は農薬・抗生物質ホルモン剤まみれのものになります。

魚もどの種類か、養殖の抗生物質入りなのかわかりません。

 

有機栽培」と野菜の袋に書いていてもどういった肥料を使っているのかは明確に書かれていないのがほとんど。そして肥料をたくさん使えば野菜は大きく育ち、消費者が喜んで買うので農家さんはさらに肥料を使うようになります。

そのため、野菜が栄養過多になり「硝酸性窒素」という化学物質を作り出します。

 

 

野菜は小さい方・色の薄い方を選ぶ

 

植物の成長に必要な栄養素は窒素・リン酸・カリウムです。

窒素は野菜を育てるために必要な栄養素なのですが、肥料を多く与えて栄養過多になった植物はどんどん窒素をため込み硝酸性窒素となります。

その硝酸態窒素を多くため込んだ野菜を食べると、体内で化学反応が起こり、様々な病気に繋がるといわれています。

硝酸態窒素は過剰に取りすぎないように注意が必要です。

 

同じ種類の野菜でも小さい方・色の薄い方を選ぶのが良いといわれているのは、栄養過多の硝酸態窒素入りの野菜を避けることができるという事。

健康被害のほかに、深刻な土壌・水質問題も起こっていますがまた今度♪

 

 

そこで自然農法の食物

 

自然農法は、農薬・肥料に頼らず自然の力で食物を育てています。肥料となるのはミミズなどの虫や微生物などがたくさんいる栄養豊かな土壌。落葉堆肥(腐葉土)・雑草堆肥(もちろん無農薬)などを使っています。

 

自然農法は「わら一本の革命」の福岡正信さんや「奇跡のリンゴ」の木村秋則さんが有名です。

 

ただ、自然農法の作物は化学肥料や農薬を使わない分、収穫までが長く・サイズは小さく(私は大きさは気になったことはあまりありません)・収穫量も少ないそうです。

その分価格も高くなってしまうのですが、私は健康第一と思っているので積極的に取り入れています♪

 

実はまだ始めて1か月くらいですが、自然農法栽培のできるシェア畑を借りて自分でも育てています。

 

近くのスーパーに自然農法栽培の野菜がない、畑を借りたり時間の余裕がない、という方は個人経営の自然農法をされている農家さんをネットで探し取り寄せてみてください(通販で販売している農家さんもいらっしゃいます)。

 

楽天でも購入できますよ♪

こちらのショップの野菜セットは※肥料は完全無肥料の野菜がメインですが、季節により無化学肥料を使用した野菜で代用することがあります。【無肥料自然栽培】の他に、【自然農法】や【農薬不使用】の野菜が混在します(引用)とのこと。詳しくは商品の詳細情報を見てください。

 


 

 

ベランダ菜園でもできるそうなので調べてみてください。

自分自身や家族の為にも良い食材を選びたいですね。